魔法の言葉
イライラの原因にもなっている子供が勉強しない問題。
もれなくうちでもおきています。
うちには小5の娘がいます。小学生になってから勉強習慣をつけようと思っていろいろ毎日やってきましたが、うるさく言い過ぎたのか勉強嫌いになってしまったようで、言わなきゃやらない、言ってもやらない、もうどうしたらいいか・・・
そんな子に勉強させる方法いろいろ調べてみました。
1.楽しく勉強するには
真面目に難しい問題をもくもくとなんて、小学生には難しいですよね。
楽しくできればいいですね。
例えば暗記が必要なものなんかは、クイズにしてしまう。
親と子で教科書や問題集を見ながら問題を出し合うとか、親子のコミュニケーションにもなっていいかなと思います。
言葉の勉強にはクロスワードパズルとか、計算はパズル問題で練習とか
それでも、いろいろ調べたのですが、勉強の導入の小学校低学年の勉強にはそれらは活用できるのですが、高学年ともなると、それだけでは対応できなくなってきます。では、どうすればいいでしょうか?
2.高学年、中高生、大人まで効く魔法の言葉とは・・・
娘の学校の先生は、「苦手なことから逃げないでできるのが本物の力だ」と子供たちに伝えているようです。なので、うちでも宿題をしないでいる娘にそのような話をしたり、「下剋上受験」の桜井さんの人生表を見せて話をしたりと何回もトライしてきました。言われた次の日には真面目にやりのですが、すぐに忘れてしまうのか、その名の通り三日坊主で三日目には何もしなくなってしまいます。
なぜなのかと考えたところ、子供のころはみんな大人になったらとか大きくなったらなんて夢を語ったりしていますが、大人のそれとは違い、大人になる未来がとても遠くにあり、今とリンクしない「いつか」の話に思えてしまうように思いました。
将来が全く見えないわけではないですが、子供たちは大人たちより自然と「今」を生きています。
そこで私はこんな話をしました。
「今好きな人とかあこがれの人(男女問わず)、それとか嫌いな人とか苦手な人はいる?」
「うーん」
「好きな人とかあこがれの人のどこがいいと思う?」
「やさしいとこ」
「じゃあ、嫌いな人とか苦手な人のどこが嫌だと思う?」
「自分勝手なこと」
「好きな人に好きになってほしい?嫌いになってほしい?」
「好きになってほしい」
「今自分がやっていること(例えば、一日中ゴロゴロしながらYouTubeばかり見ているとか、部屋を散らかしているとか、勉強をしないとか)は好きな人やあこがれの人に見られたときに、素敵だなとか思ってもらえそう?」
「もらえない」
「じゃあ、自分勝手な行動したりしてることはない?」
「うーんあるかも」
「じゃあ、どうしたら好きな人やあこがれの人にかっこいいな、かわいいな、素敵だなって思ってもらえるか考えて毎日行動したほうがいいと思うよ。」
と自分の行動を人が見たときにどう思うか、客観的な見方について話をしてみました。
そしたら、いつもは自分から勉強しようとしないのに、その日から少しずつですが自分から勉強したり、片付けをしたりするようになってきました。
まだ、その話をしてからあまり日がたっていないのでいつまでこの効果が続くのかはわかりませんが、いままでの中で一番効果のある言葉だと思っています。
また、この言葉は大人にも効果があるのではないかと思います。
誰もいないからさぼってもいいやとか誰も見ていないからから少しずるしても・・・なんて考えてしまうことがあっても、それが自分の好きな人やあこがれの人にもし見られたらという想像をしたときに「だめだ」と思えたり、自分が嫌いな人や苦手な人と同じような行動をしていないかと考えると自分の行動を改善できるのではないでしょうか。